前置き#02 将来の夢と打ち出の小槌

cameron

夢みる少女だったわたしには、
『映画監督になること』が夢だった時期がある。

小さい頃から、家族みんなでよく映画館に行った。

金曜ロードショーを録画したジブリ映画は、テープが擦り切れるくらいみた。
ジャッキー・チェン主演のレッドブロンクスって映画を見た時に買ってもらった下敷きは、もったいないからビニールから出さなかった!

キャメロン・ディアス

中2か中3くらいからは、特に洋画にどハマりした。
『ロードショー』と『SCREEN』
映画雑誌を2冊定期購読し、武者修行のようにたくさんの映画をみて、不慣れな英語で海外スターにファンレターを送ったりもした。

キャメロンという名前は、プロフィール写真を見て、すぐにピンときた人がいるかもしれないし、いるわけないかもしれないけど、大好きなキャメロン・ディアスからきている。(イギリス元首相からではない)

おら東京さ行くだ

そして(たぶん小学生の時から)大学は絶対に、いや、当然東京の大学に行くものだと思っていた。

高知にずっといるなんてありえない!
渋谷109とか裏原宿とか行きまくりたい!(ほんとはよく知らないけど)
とにかくおしゃれな都会に行くんじゃい!

進路相談

ある日父に、映画の仕事がしたいから、映画学科のある大学に行きたいと言った。

「映画で食べていける人がこの世の中にどれくらいいると思う?」
「映画学科に行ったら、つぶしがきかない」
「安定した大企業に就職して、安定的な給料をもらうことがどれだけ素晴らしいか」

父は話し始めた。

🐷「そうは言ってもやってみないとわからないじゃん。
すごい才能があるかもしれないよ?
いや、ある気がする!わたしならできるってば!」

「映画監督として成功する確率はどのくらいだと思う?」
父の話は、朝方まで続いた。

話というか、もはや説教に近い。

眠いし、頭が朦朧としてきた。。。

あぁ、説得は無理だ。

もう東京に行けるなら、なんでもいい!!

そもそも私は飽きっぽいところがあるし、何よりも我が子の将来を思っての親心だろうと、諦めた。

価値観

父の言動は今の時代だと、いろんな意味でつっこみどころ満載だとは思う。

けど、時代も価値観も今とは違っただろうし、なによりわたしが親を説得できなかったってことは、たいした夢じゃなかったってこと。

よし、じゃあ比較的偏差値が低い経営学部にするか!
なんか経営って響きもカッコいいし
将来は社長になるのもいいな(そもそもこんなやつに説得力なんてあるわけがなかった)

花の都TOKYO

そして上京し、大学(もちろん経営学部)に入学。
親元離れて寂しいのも束の間。

親の目がないのをいいことに、たいして勉強もバイトもせず、親からの仕送りで遊びまくっていると。。。
あっというまに就職活動の時期がやってきた。

後悔

両親が自分のために出してくれた学費や家賃、仕送りを、もっともっとありがたくかみしめながら勉強したらよかった。
当たり前に思っていたけど、東京に行かせてもらえるありがたみをもっと感じるべきだった。

東京の家賃は高い!
それなのに、私のわがままで大学4年間のあいだに、2回も引っ越した。
よりキレイで、広いところへ。

お金が足りなくなったら電話して送ってもらった。

急に公認会計士の資格を取ろうと思いついて、母にお願いして資格の大原に通い出すも、やってみたらおもしろくなくて途中で辞めたりもした。

どれだけお金がかかっていたのか、考えなかったし、何より実感がわかなかった。

その金額の重みと価値が。

打ち出の小槌

小さい頃から、欲しいものはなんでも手に入った気がするし、お金に困った感覚はない。
というか、うちはお金持ちなんだと思っていた。(思うのは自由だしね?)

両親は自営業。
お金の話を家庭でした記憶もないし、収入や資産のことは、よくわからなかった。
わからないし、聞けないし、聞いても教えてくれそうもないし、何よりも興味がなかった。

何かが欲しい時にふったら、お金がいつでもでてくる、打ち出の小槌を常に持っているような感覚だった。

ブログ書きながら、我ながらバカすぎて泣けてくるんだけど。。。
もう少し人間ができてる子なら、同じ両親に育てられていても、わたしみたいな感覚は持ち合わせていなかったと思う。

きっと、両親にもっともっと感謝して、絶対に、打ち出の小槌なんかふったりしない。

最後くらいかっこつけさせて

親になった今、決意していることがある。

わたしは自分の子どもには、小さい時から『うち』のお金の話をたくさんして、『世の中』のお金の話も、たくさんしようと決めている。

過去は変えられないけど、今と未来は変えられる。

人よりたくさん失敗してきた分、人よりたくさん学んでここまできたのだ!

両親へ今までの感謝を込めて、そう思うしかない涙


今日も、長すぎた・・・!
最後まで読んでくれて、本当にありがとうございます🐷

次回学びはあるのか・・?!
よろしくね

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