前置き#05 新聞読み合わせ

cameron

証券会社には、朝会というものがある。

新人の私にとっての《ドキドキイベント》のひとつが、朝会の『新聞読み合わせ』だった。

ドキドキ縄文土器

『(日経新聞の今日の)この記事!』

ちゃんと読んだんだろうな?
記憶してるんだろうな?
理解してるんだろうな?

——ピリピリした空気が漂う時間。

満員電車でも読めるように、先輩直伝の《折り方》を駆使して、
『失望されたくない!』その気持ちだけで必死に読んでいた。

朝会で、先輩や課長に
「ここ読んだか?」と聞かれたら、
🐷「はいっっ!!!読みました!」
って即答したい!!

子守唄で聞かせてよ

でもね、悲しいかな——

馴染みのない単語と、数字の羅列のダブルパンチで、びっくりするほど頭に入ってこない。
(耳タコ?)

社会人になる前から、経済やビジネス、世の中の動きにアンテナを張っていたら、
もっとスイスイ頭に入ってきただろう。

くぅ・・
『子守唄は日経新聞の音読希望』
と書いたメモを握りしめて生まれてくるのもありだったな・・

「ドル円レートは?」
「ユーロは?」
「CME日経225先物は?」

……おっかしいな、、さっき確認したばかりなのに思い出せない🥲
私が答えられないのわかってて、おもしろがってわたしばっかり指名してきてないか・・・!?涙

🐷に起きた変化

そんな日々を続けるうちに、ある変化が起きた。

最初の変化は、《数字との距離》だった。
暗記しようと必死だった数字たちが、ある日、自然に自分の中に入ってくるようになった。

例えるなら、毎日スーパーに行くうちに、
「この商品はだいたい、このくらいの値段」って感覚でわかってくるようなもの。

前はブロッコリーの値段すら知らなかったのに、
通ううちに「今日のブロッコリー、ちょっと高いな」「今日は安いな」と気づくようになる。

為替や株価の数字も、それと同じ。

前の日の終値や海外市場の動きを見ながら、
「今日はこのくらいで始まりそうだな」と、全体の流れをイメージできるようになった。
そして実際の市場が動き出すと、「あ、だいたい合ってたな」と、自分の感覚と照らし合わせる。

「暗記しなきゃ」から解放されて、
数字が《自分の中で動き出す》ようになった。

点がつながった瞬間

そして、そこからもう一段階。

ニュースが《点》ではなく、その背後で《株価や為替を動かす材料》として見えるようになった。

経済も、政治も——
世界のありとあらゆるニュースが、すべてつながっている!

無関係なものなど何もなくて、
全部が少しずつ影響し合っているんだ!って実感した。

この、「わかっていくっておもしろい!」という感覚を、子どもたちに伝えたい。
あ、もちろん大人にも伝えたい(笑)

《教養として知っておいたほうがいい》という、
なんとなくの他人軸ではなく、
自分の好奇心から「知りたい!」と思えるように。

《世界の動きを自分で感じ取り、どのように行動したらよいのか自分で考える力》になるように。

そんな学びの循環をつくるのが、私の次のミッションだ。

何回でも生まれ変わってみたい🐷

世の中には、まだ私が知らない《点》、つながっていない《点》が数えきれないほどたくさんある。

私はたまたま『投資』に関する点がつながった。
(もちろんぜんぜん完璧じゃないけど!)

みんなそれぞれに得意分野があって、見えている景色もぜんぜん違うんだろうな。

みんなの景色も、見てみたいなぁ・・。

教えてくれたらうれしいです🌟

今回も最後まで読んでくれてありがとうございました🐷♡

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